大切なのは、子どもがその中学に心から合格したいと思うことです。もし何が何でもわが子にこの学校に行ってほしい!という希望があるならば、前述したように、まず子どもがその学校に絶対に行きたい!と思うような、あの手この手の説得をしましょう。私自身が志望校を決めたのは、その学校の試験問題が面白かったことと、小学校が開校記念日か何かで休みだった平日に見に行った時の学校の雰囲気でした。一応制服はあるけれど強制ではなく、中には派手なステージ衣装みたいなモノを着て悪ふざけをしている生徒もいて、名門校というイメージだったのに、とても自由な感じで、強く惹かれました。さらに、体育でソフトボールをやっているところをフェンス越しに見ていたのですが、試合が終わった途端、勝った班の全員がその日のピッチャーをいきなり胴上げしはじめて、わっしょい、わっしょいとプールに運んで行き、そのままプールに落としてしまったのです。運動会でも球技大会でもない、本当に普通の日の体育の授業でそんなに盛り上がってしまうとは、なんて楽しい学校なんだろう、ここに行きたいな!と思ってしまったわけです。