一緒に仕事をしたい人」というテーマで、中堅クラスの社員たちと話し合ったことがあります。頭がいい人、ネアカな人、思いやりのある人など、さまざまな言葉が飛びかいましたが、いちばん多かったのは「楽しい人」という表現でした。●いつもユーモラスな笑顔と態度で接してくれる●多忙な仕事でも楽しんでいるような雰囲気がある●部下の提案を「おもしろい」と迎えてくれる●残業のときは「ファイト一発」と言ってドリンクを配る●部下が落ち込んでいるときは、その形態模写をして笑わせる●雑用でも率先して楽しそうにする。ランダムに並べてみましたが、笑顔と明るい態度、どこか憎めない雰囲気、部下を歓迎する姿勢、仕事を楽しむ演出など、ムードメーカーとしての役割が大きいことがわかりました。無理に演技をする必要はありませんが、このうちの一つくらいは誰にでもできるでしょう。転職情報の詳細はリクナビNEXTさんのホームページがわかりやすいかと思います。私の先輩は、二日酔い気味で体調が悪いときに、よく雑用をしていました。「何もできそうにないから、たまにはお茶当番でもやるか」と言って、後輩たちにお茶をふるまったり、「少しはからだを動かすか」と言って、共用の書棚の整理をしたりしました。不機嫌そうな顔をせず、せめてまわりのお役に立とうとする態度がどこかさわやかで、微笑をさそったものです。どことなく楽しそうな人というのは、それ自体で仕事ができる人というわけではありませんが、チームで仕事をしてゆくうえで、なくてはならない存在です。仕事ができても陰険な人、雰囲気が暗い人は、チームの士気を低下させる点で、全体として見ればマイナス材料ともなりかねません。逆に楽しそうな人は、個人の能力としては並レベルでも、チームへの貢献度は評価されてよいでしょう。近年の成果主義では、こうした点を軽視する傾向になったために、多くの職場がぎすぎすした雰囲気になってしまったのです。